↑ママのミシン


Toy sewing machine (子供のオモチャ用のミシン)


どうしてこんなに好きなのかは、自分の昔に戻らないといけないのです。

私の母は、私を育てるため

洋裁の先生をしてミシンを使っていました。

使っていたのは、SINGRの黒の足踏みミシンでした。


このトイミシンを一目見てから

母のミシンを使っている後ろ姿が思い出されて

高価でしたが、購入しました。

写真のトイミシン(子供のオモチャ用のミシン)は、実際に使えるもので、

戦前の物が新品のまま倉庫に眠っていたという事でした。

いくら母の思い出とはいえ、本物の大きなミシンはさすがに邪魔でしたから、

オモチャのミシンになったわけです。

ですが、ちゃんと縫えますし、

実際のミシンと同じ素材で作られています。

アメリカという国は、戦争をしている時だって

多種ある缶詰や子供用のミシンだって流通している国

なのかと、戦争を知らない私でさえ驚きます。

箱を開けたら、空輸がつらかったのか この写真後

木の箱は壊れてしまい驚きましたが

中身はピカピカで無事でした。

この感激は、例えようもないものになりました。

自分が実際に使わない物でも(針や糸等の交換が小さくて面倒でしたから)

うれしいなんて。

次に、また同じ場所にねずみ色の同じトイミシン(子供のオモチャ用のミシン)が

美しいまま売られていました。

何台あってもうれしくて、もう一台も買ってしまいました。



最近、近所のお店で飾られていたトイミシンがボロボロで錆びていて

「部品もなくて縫えません。飾りとしてどうぞ」と

紙が貼られていました。

ヴィンテージとして35000円ほどで売られていました。

今でも、ついつい、置いてあると見入ってしまうほど大好きです。



これはプラステイックのトイミシンです。

しかも電動です。

今は見当たらないので、たぶん誰かへの

プレゼントしたんだったかなと行方は思い出せずにいます。

可愛くて、小さくて、どのミシンもかわいいですね。