ぜんぜん、平気の平左




2017年5月31日水曜日


お葬式も無事おわり、ほっとしたところで

ちゅーちゃんの動物病院にでかけ

最後のチェックをしていただく。

痛みがない時点で

とんだりはねたり。

体重は、4.35キロ。


先生に、4キロキッチリにしようねと言われる。

ここのところ、お通夜やらお葬式などで

3日間家を長い時間開けるから

ちゅーちゃんが私からはなれず。

最後の告別式には、留守が長すぎて

あまりにもさみしそうだったので

けんねーちゃんに朝電話をして、トリムをお願いした。

お迎えまでちゅーちゃんのお守りもおねがいする。

それから、急遽お義父さん(お骨)が我が家にいらっしゃる事になって

お線香を出したり、お水をさしあげて

お墓に帰るまでの時間を過ごす事になった。

納骨がすめば

もう二度とお会いできないので

最後に過ごせてよかったのかもしれないと言われ

思いがけずの貴重な時間になりそうだ。

お葬式は忙しかったから

残りの時間、ゆっくりお別れをしようと思う。


2017年5月29日


ビワ、オレンジ色になる。

食べてみたら甘酸っぱい。

本当に、ものすごくおいしい。


ビワってすごいんだ。

植えて、水やりとたまに肥料をあげてるだけで

こんなにたくさん食べられる。

虫もつかないし、葉はお茶にもなる。

我が家の木はすべてビワでもよかったかも。


2017年5月28日


お通夜。

美しい花とお線香のむせかえる香りで

気持ち悪くなり、咳き込む。

お経が唱えられ

まるでバスに酔った感じになるも

心臓の痛みの弱いもののままおちつく。

家に帰ってきたのにずっとお線香の香りがしつづけて

お塩をかけて清めようとするも我が家にあるのは

ごま塩だったり、クレイジーソルトだったりで

なんとなく役に立たない気がする。

奮発して高いお塩を使ったところで

四十九日までは

好きな人のところに遊びに行くのだから意味ないかと思ったりして。


でも、ちょっと疲れた。


2017年5月27日


今月は、

夫の手術がおわって

ちゅーちやんの腰痛が夫の手術中にはじまり

夫の入院中に、私の再手術の説明を聞きに行かねばならぬと連絡があり

詐欺にあいかけて

今日、義父が亡くなってしまった。


そして


夫の勤め先から「お祓いに行ってこい」と言われる。


ひとつひとつの出来事が

少しづつずれていたので

大変だったけれど、粛々と過ごす事が出来た。

体はともかく、心は健康だ。

もし、年をとった事で自分が気持ちが「鈍感」になってたとしたら

老人力は万能、だ。


2017年5月26日


苔玉に草が生えているのを見ていると

なんだかとっても癒される。

和室に良いなぁと思っていたら

ご近所のインテリアショップでたまたま売られていた。



洗面台のところにちょこんと、和。



和室には、どっしり、和。



その下には、ささやかに、和。

ただ、もうかなり昼間は暑いので

毎日、霧吹きでしゅーしゅーと苔玉と草に水をかけている。

他にも、ちゅーちゃんはもちろん

さやえんどう、キューリ、ビワ、グミ、イチゴ、アンズ、ミカン、

ブルーベリーたちの世話もあったりして

家を留守にするのがおそろしい...。


2017年5月25日


とうとう、お電話がかかってきた。

しかも、夜に、だ。

夜の電話がしかも病院からなら、何も聞かなくったって良いわけがない。

「もしも、検査で悪い結果になったらすぐに来ていただけますか?」

と言われた、あれである。

急いで来いという事で、おでかけするも再手術という事だった。

前回の場所が悪いようなら、今回の手術で治るらしいのだが

前回と違う場所であれば、何もせず終了して

後日大掛かりな手術をするらしい。

なるほど、ここのところいつも胸に聖書とか辞書を

一冊乗せているような苦しさであった。




それはそうと、同じ日に

0120 835 733

という電話番号から電話がかかってきた。

三菱UFJ銀行の本部からだそうで

新しい商品のご説明をしたいという事だった。

三菱UFJ銀行に口座を去年作ったばかりだったのと

iPhoneの電話にかかってきた事と

私の名前も知っていたので

うっかり、信用していろいろお話してしまった。

ただ、私の場合たまたまご近所の支店の

かわいい女の子の担当さんが付いていて

「ディズニーのカレンダーお好きですか?」とか

「お持ちします」とか

よくお電話をしてきてくれるので

(私がディズニーを好きにちがいないと思われているのはイタイ...)

何かするなら、彼女の成績になってあげたいなと思っていたから

知らない方からのお誘いは受けませんとお断りしていた。

まったく卒なくお話は終わったのだが

なんとなく釈然としない気分になり

まさかとは思ったけれども「三菱UFJ銀行」のかわいい担当さんに


「本部から商品のご説明をしたいと家にやってきたいと言われたのだけど...」


と、電話番号もお知らせして調べてもらうも

「うちではありませんっ」

と、言われる。

あら、詐欺。

ネットでこの電話番号を調べるも、どうやらそれらしい。

で、その後、警察のご相談電話

#9110

にお電話して、こんな事があったけど

届けは出した方がいいかしらと言うと

もし、お断りしても訪ねてきたら

「玄関に入れたりしないで、ドアの外で帰るようにと言いなさい。

もし、それでも帰らないようなら、

躊躇しないで目の前で110にお電話して

「知らない人が家に入ろうとしている

すぐに来て」

と、言うようにと言われる。

ちょっとわくわくしつつも

私の話は近くの交番に話をしておくからと言われた。

たまたま、夫が入院している時だったので

何かあったら呼んぢゃうから

と、いう気分だったけど、誰もこなかった。

玄関に、ホウキとか掃除機とか用意して

「かかってきなさいっ」と準備までしていたのだが。

ってゆーか、新築の家には借金(ローン)しかないと思わないか。


みなさん、お電話がかかってきたら、気をつけて〜。


2017年5月24日


ふと見たら、きゃあ、できてたーっ。

普通のサイズの1/3くらいではあるけれど

さやえんどうは、かわいいなぁ。


最近、密かな楽しみは「趣味の園芸 やさいの時間」の番組だ。

ただ土入れて、肥料と水をあげていだけの園芸じゃないのねーと

感心しつつである。

でも、それだけだって、ここまでできちゃうのだ。

(さやえんどうは、種を蒔いただけだし)

他のトマトやきゅうりは失敗したくなくて接木苗を買ってきて

ふつうの苗の倍の値段だったけど

しっかり丈夫にそだっている。

食べるのたのしみーっ。


2017年5月22日


昨日書いたさやえんどうのお花。

お花の数だけ、さやえんどうができるのだが

4つお花ができただけで、野菜炒めな気分だったのに

冷静に考えてみたら、4本さやえんどうができても

何にも作れない...。

それに引き換え、キューリはえらい。

1本でも、いろいろ活躍できるもの。

しかも、キューリとさやえんどうは

同じくらい場所をとるのだから

さやえんどうが高価になっちゃうのは仕方ないのね。

なるほどねえ。

いっそスナップエンドウにしちゃうか。

ふふん。

*さやえんどうを放置するとスナップエンドウになるのであーる。

つまり出世魚的なやつだ。


2017年5月20日


我が家はベビーラッシュだ。


さやえんどうのお花が咲いて

もうすぐ食べられるにちがいない。

わくわく。


 3年目の豊作なビワ。

ビワはおいしいし

あっちこっちにある(絶対育てるのが簡単なはず)

あっちこっちにあるわりに

果実が安い値段ではないから、トライしようと思ったのだ。

基本、このラインは私の庭いじりの思考パターンである。



今月の頭には、白いお花がたくさんだったミカンちゃん。

とうとう、ビーズくらいのミカンがてんこ盛りに。

かわいくて、本当に愛らしくて、とっても良い匂い。

毎日ナメクジやうどんこ病やアブラムシと戦っているけれど

それでも、彼らの成長が楽しい。

夜遅くに、あかりの下でぼーっと緑の葉たちにかこまれていると

時間を忘れるくらいぼんやりとながめていられる。

若葉のたくましさに、萌える青葉にうっとりできる時間だ。


どんどん世捨て人になっていってるのか もしかして、あたし。


2017年5月18日


人は、時としていろんな危機にあう。

でも、年をとってからの危機は

納得はできないけれど

「そうくるわけね」

が多かった。

生きている時間が人によって生まれた時に

DNAの中に組み込まれて各々決まっている

と、私は考えている。

しかも、良い事と悪い事が小さい波で起こっていて

時折びっくりするような大波がやってきて

頭が「いや、まだまだ人生の先がある」と

大波にのまれないように必死になって戦う。

長い人生になると、体でその戦う感覚

リズムを覚えているような気がする。

「そうくるわけね」は、そろそろやってくる大波の予感はしていたが

そのタイミングがずれてやってきた時によく思う事なのだ。

エピソードは、予測できるものではないにしても

「ここいらで何かが起きる」

というか五感(六感というか)が働いたり。

亡くなった母が夢に出てきて

具体的な指示や日を言ってくれたりもするのだが

もしかすると、それも自分の五感が感じているものを

夢や母の登場で幽霊なら仕方ないと脳が考えると

理屈をとばせるからかもしれないけれど。


と、哲学しちゃう二日間。

ちゅーちゃんは、具合が悪くなり



夫は、全身麻酔で手術。

差し入れは、とってもおいしい「ふりかけ」と「水出しのお茶」だ。

(たいていの病院のごはんはマズイし、水は絵の具のような味がするのよ)


ま、こんなものか。


2017年5月16日


今月のイラストに「平気の平左」と書いたのだが

これの意味がわからないと夫に言われる。

あらま。


わたしの祖母は、トイレの事を「ご不浄」と言った。

職人の父は、負けず嫌い。

言い争いになると「 言いやがったな、平気の平左だ、このやろう」と

ビートたけしさんがしゃべる発音(江戸弁)で

よくどなっていた。

「 言いやがったな、 平気の平左だ、このやろう」は

丁寧語にすれば

「あら、おっしゃる事....ぜんぜん平気なんですのよ、あなたさま」

ぐらいな感じなのだ。

それを江戸っ子がリズミカルにお話すると、このニュアンスである。

いや、たぶん江戸っ子に悪気はないんだが。


たぶん。


2017年5月15日


私は、朝夕とちゅーちゃんと散歩する。

雨が降らない限り、用事がない限り。

公園などを回るのだけど


こんな森のような場所に毎日おでかけしているのだ。

(お散歩コースなのよ)

私は東京生まれの東京育ちなので

大阪に引っ越してきて

ここがものすごく贅沢な場所だという事を知っている。

ちょっと前までうぐいすが鳴いていたり

夏になれば、セミがわめく。

夕方になれば、360度の夕焼けがとてもゴージャスだ。

駅から遠いけど、私はここが大好き。

歩いて6、7分でここに行けるのは本当に幸せ。



2017年5月14日


他の事で忙しくしていたら

まったくかまってあげていないのに

イチゴができていた。

ほんとうに、 ほんとうに毎年健気なのだ。


こっちもそろそろ赤くなるかな。


味は、買ってきたイチゴとは段違いなくらいおいしい。

甘味も酸味もとても濃い。

小さいし不恰好なんだけどね。

間引かなくても、少ししかできないから

濃厚なのかしら。


2017年5月13日


ロブスターブイユンってどんな味だろうと

かねてから、すごく興味があり

勇気をだして買ってはみたが

まずかったらどうしようと三週間使わずにいた小心者の私。


iHerb

Better-Than-Bouillon-Lobster-Base 227g



ロブスターはさすがに家になかったので

エビをいれて、なんちゃって

ロブスタービスクを作った。

甲殻類が大好きななのだ。


材料は、野菜とエビを半分の水で煮込み、ブイユンを(大さじ2)入れ

豆乳をあとの半分入れて、塩胡椒で整えてできあがり。

もしかしたら、トマトをつぶした缶詰やバジルも合いそうだ。

パンとこのスープ、ヨーグルトを朝ごはんにいただくと

普段は腹八分目のところが、お腹いっぱいになった。

想像通りおいしいけど、味がしっかりして濃厚なので

続けて飲むと飽きるけど。


2017年5月12日


峯崎さんからお見舞いをいただく。


いつもありがとーっ。


この時期、毎年いろいろ良くない出来事がおこる。

ちゅーちゃんの病気が多かったから

今まで、どれだけ気を揉んだだろう。

自分たちに起こる事なら、喋れる私たちになら

我慢もできるので、去年よりナーバスにならないでいられる。

だから、割と「平気の平左」なのだ。


「あーら、おくさん」的な。

ポニーテールからベリーショートにしてみた。

てへっ。


2017年5月9日


去年、1こもできなかったみかん。

花も咲かなかった。

今年は、すごい花の数だから

じゃんじゃんできそう。



とれる年は表年、取れない年を裏年というそうな。

きちんと間引かないと、毎年はできないと書かれてあった。

この年になるまで植物に興味はなかったのに

みかんやビワと家族になってみると、病気になったりはしないか

お腹は空いていないか、のどはかわいていないかなど

自分の甲斐甲斐しさがおかしい。


2017年5月8日


UFOキャッチャーに久しぶりにはまった。

パッケージの人形がとても愛らしく

小さなBLYTHEみたいだなーと

ついつい2000円もつぎ込んだ。

やっと取れて、開けてみると

.....どこかがちがう。

でも、とっても悔しいので、人形の写真をパッケージそっくりに撮ってみた。


でも、なんだかちょっとちがう〜。

パッケージの写真撮ってる人は

すごい腕の持ち主だとつくづく思う今日だった。


2017年5月7日


峯崎さんから、5日にるるちーにお花をいただいた。

もう、6年も前に亡くなったるるちーを

覚えていてくれてありがとう。


ただ、ただ、信頼してくれて

おだやかで、やさしくて

そんな愛情に出会えた幸せを

なくしてしまった日。


2017年5月6日


将棋がさわがれている昨今

将棋で有名な天童市から

「3月のライオン」グッズが届く。

箸と箸置き、トートにハンカチ、ビニール袋など

ふるさと納税を天童市にするだけで

オマケとしていただけるのだ。

(去年はお扇子など)


いつか、にゃー将棋がついてくるとたのしいのになーと

思いつつ、天童市にふるさと納税をしているのであーる。

来月から、ふるさと納税もいろいろ規制がかかるらしい。

東京や大阪が文句を言っての規制のようだが

やっていると、不思議と美味しいものをまた食べたくなって

天童市の物を次も買ったりしているから

潤えば、地方が活性化されて

過疎化対策にもなるのじゃないのかなと思ったりして。



2017年5月5日


今日は、るるちーの命日。

特になにもしないけど、何かしていないと過ごすのが難しい一日だ。


1日に、検査をたっぷりした。

心臓の手術をして1年経つので

ちゃんと機能しているかという検査だった。


胸は苦しくないかと聞かれて

「ときどき、押されている感じになります」

と、言うと先生は

「うーん、そうですか」と小声になった。

続けて

「もしも、検査で悪い結果になったらすぐに来ていただけますか?」

と言ったから、次の手術の恐怖より

入院中のちゅーちゃんのお散歩やごはんの心配で

気が気じゃなかった。

毎年、手術は勘弁してほしいなあ。


2017年5月4日


家のなかは漆喰が塗られている我が家。

おかげで、とても気持ち良く生活はできているのだが

家を建てて入居した時から

できていた漆喰の縦線のワレ。

寒い時期に建てて

できあがった時には、暖かくなっていたので

家がのびたり、縮んだりして

できた割れ目なのだ。

これはどうにかならないかと工務店に聞いたら

無理ですねぇ〜と何もしないで言うから

こんなもの、簡単じゃないのか?と内心思っていた。

のびのびになっていたけれど

このゴールデンウィークにやってみようとやっと思いたった。



ペイントナイフでさくさくやっていると

思いの外、漆喰の量が必要になったので

紙コップに、水で漆喰をとき、筆で盛り付けるように塗ってみた。



いろいろなところの壁の気になるところを

さくさくと直した。

やらないより、悪くはならないと思ってやってはみたが

ものの30分かからず、みんな新品同様。

ぽたぽたと汚れてインクシミがついた壁紙のところには

胡粉ジェッソできれいになった。

割と、器用なんだなーと自分で自分を感心した1日であった。


2017年5月3日


2年目で、初めて実をつけた「生食用のあんず」だ。


ただいま、梅くらいの大きさ。

たった3コだけど、すごくうれしい。

早く食べたいなぁ。